慢性上咽頭炎(EAT・Bスポット治療) Bスポット療法(EAT 上咽頭擦過治療) 慢性的な上咽頭炎に対する治療で、鼻とのどから直接、上咽頭のBスポット呼ばれるところに消炎剤を塗布する方法でです。Bスポットは免疫機能のポイントであるとも言われています。Bスポット療法は正式にいうと上咽頭擦過療法(Epipharyngeal Abrasive Therapy)ですが、略してEAT(イート)と呼ぶようになってきています。鼻と、のどから直接、上咽頭のBスポット呼ばれるところに消炎剤を塗布・擦過するする治療です。 ただし、上咽頭の炎症程度により痛みが生じることがあります。 Bスポット療法により改善する可能性がある症状、疾患 (2020年日本医事新報より) 耳鼻咽喉科 後鼻漏、鼻閉、咽頭痛、咽頭違和感、頸部リンパ節腫脹、耳管開放症、耳閉感、耳鳴り、嗄声、微熱、嗅覚障害 脳神経内科・精神科 浮動性めまい、頭痛、首こり、肩こり、慢性疲労症候群、ブレインフォグ(集中力低下)、うつ、パニック障害、不安障害 腎臓内科 IgA腎症、IgA血管炎、微小変化型ネフローゼ症候群、膜性腎症 消化器内科 機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、吃逆(しゃっくり) リウマチ科 反応性関節炎、SAPHO症候群、関節リウマチ、線維筋痛症 呼吸器内科 咳喘息、慢性痰、血痰、過換気症候群 小児科 起立性調節障害、起床困難、頭痛、腹痛、慢性疲労などによる不登校 皮膚科 掌蹠膿疱症、慢性蕁麻疹(まんせいじんましん)、乾癬、アトピー性皮膚炎、慢性湿疹 眼科 眼圧上昇、ブドウ膜炎、羞明(しゅうめい)、かすみ目 治療期間 治療期間には大きく個人差がありますが週1〜2回、およそ3ヶ月くらいが治療の最初の目安になります。上咽頭の所見や自覚症状など総合的に判断しながら治療していきます。 慢性上咽頭炎の治療として行っています 初回は必ず電話で「Bスポット療法外来」を予約の上、受診されるようにお願いいたします。池田町クリニックにお電話する☎046-876-6077