急性低音障害型感音難聴について 急性低音障害型感音難聴とは 急性の耳症状(耳閉塞感、耳鳴、難聴など)が特徴です。難聴は低音域に障害があり、めまいは伴いません。内耳にある蝸牛の内リンパのむくみ(内リンパ水腫)がその病態の1つであると考えられています。 原因 原因不明です。ストレスが発症の誘因になると考えれられています。 検査 難聴の程度を調べるために聴力検査を行います。めまいの検査(平衡機能検査)を行うこともあります。 治療・予後 主に利尿剤(イソバイドなど)や血流改善薬、ビタミンB12製剤、ステロイドなどの内服治療を行います。 比較的難聴の予後は良好ですが、症状を反復しやすいこと、メニエル病に移行することがあります。